どうも、郡山パーソナルジムBURN GYMの大谷です。
今回の記事では睡眠とダイエットの関係性ということで、眠りの質が体(体組成)についてどのような影響があるかを紹介していきます。
眠りの質が落ちれば健康的に悪いのはなんとなくわかりますが、筋肉や脂肪に対してどのような影響があるか気になりますよね。
それでは睡眠について紐解いていきます。
日本が抱える睡眠問題
最近様々なメディアで睡眠の質について取り上げられることが多いですよね。
日本では睡眠に問題を抱えている人が国民の30%弱いると言われております。
短時間睡眠(6時間未満の睡眠)や睡眠の質が低下することは、循環器系の疾患やうつの発症、寿命にまで影響してきます。
また、不良な睡眠は日中の覚醒を妨げ、生産性を低下させ社会経済的にも大きな損失を与えます。
不良な睡眠は健康的にも社会経済的にも悪影響なのです。
睡眠が体組成に及ぼす影響
体重は基本的に摂取カロリーと消費カロリーの収支で決まるので、寝不足が直接的に太る原因になることはありません。
しかし、間接的に肥満を助長させることはあります。
睡眠時間が短いと、食欲を増加させるグレリンというホルモンが増えます。
このホルモンが多くなると食べ過ぎを招くことになり、摂取カロリーが増えてしまう可能性があります。
また、ダイエットをしている人は、運動を食事制限と併せて行なっている方が多いと思います。
睡眠時間が短いと成長ホルモンの分泌が悪くなり、筋肉の成長を妨げてしまいます。
成長ホルモンは睡眠中に1日の7〜8割が分泌されますので、しっかり寝ることはとても大事です。
睡眠の質を良くするための習慣
運動をする
東京都が2008年に健康診断を受診した人に睡眠についての質問をし、健康的な睡眠をしていると回答をした約1万人を数年かけて追跡調査した研究が行われました。
3年後に約25%の人が短時間睡眠や睡眠の質の低下を感じたと報告をしました。
睡眠が不良になった人を運動習慣で比較すると、全く運動しない人が6割、週に1回以上運動する人が4割と、わずかではありますが運動をしている人の方が睡眠の質が落ちないことが示唆できます。
運動すると眠りの質が良くなる理由として、体の回復に睡眠が必要になり眠りが誘発されること、運動によってストレスが発散され寝つきが良くなること、身体活動による日照暴露が体のリズムを整えること、などが挙げられます。
ただし、寝る前に激しい運動をすると体が覚醒状態になって寝つきが悪くなるのでやめましょう。
朝起きたら日を浴びる
起床後に日光を浴びると体内時計のスイッチが入り、就寝前の時間帯に眠りを深くするメラトニンというホルモンが分泌されます。
1日の始まりは日光を浴びることから始めると良いです。
入浴する
入浴は寝る2時間前くらいにするといいです。
お風呂に入ることでリラックスし、副交感神経が優位になり眠りに入りやすくなります。
さらに、人は体温が下がると眠気がきますので、寝る前に入浴することは寝つきを良くするのに有効です。
スマホをいじらない
スマホの光を見ることで交感神経が優位になり、寝つきが悪くなります。
寝る前は極力スマホをいじらないようにしましょう。
使うとしても部屋の明かりをつけた状態で使いましょう。
まとめ
寝不足や睡眠の質が落ちることで、食欲が増したり、筋肉の成長を妨げるので、摂取カロリーの増加・消費カロリーの低下を招く可能性があります。
脂肪を増やすだけでなく、筋肉の成長も妨害するので体型を良くするのにはマイナスしかありませんね。
紹介させていただいた睡眠の質を良くする習慣を参考にしていただき、眠りの質を上げていただいたら幸いです。
以上で郡山パーソナルジムBURN GYM大谷がお送りする、睡眠とダイエットの関係性を終わりにします。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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お体の悩みがある方は、ぜひ一度お越しください。