ロカボに騙されるな

どうも!郡山市パーソナルジムBURN GYMの大谷です!

今回は最近話題のロカボ商品について解説していきたいと思います。

ロカボとは?

糖質は体のエネルギー源でガソリンのような働きをし、使われず余ったものは脂肪となり、体内に貯蔵されます。

糖質過多の食生活では、インスリンの分泌機能も低下し、糖尿病になる可能性も高くなります。

ちなみに日本は世界で6番目に糖尿病患者が多い国で、糖質過多の食生活が蔓延することは、国が抱える大きな問題でもあります。

そこで近年、ローカーボ(低糖質)食品、通称ロカボが国内の食品市場に突如現れ、一世を風靡しました。

ロカボの落とし穴

ロカボ食品が出始めた頃は、パンやパスタ、麺類などの本来糖質を摂るための食品が、糖質含有量を抑えた良い商品ばかりでした。

【ロカボ=健康に良い】という考えが消費者に根付いたことを良いことに、その考えを逆手に取って、全く関係の無い商品までロカボでブランディングし商品を売り込む、悪質な商品がここ最近横行しています。

ロカボはあくまで、元々糖質が高い物を味や量を変えずに、糖質の量を抑えた物だということを念頭に置いてください。

みなさんも一度は食べた事あると思います、これはロー○ンのか○あげくんです。

ちょうど1年前くらいに店頭でこの張り紙を見て愕然とした記憶があります。

そもそも唐揚げってオカズで、糖質を摂るための食品じゃないし、肉を揚げたものに糖質がないのは至極当然ですよね?

白米を売る謳い文句に、【タンパク質ゼロ!肝臓に優しい!】って言ってたら頭の中?だらけになりませんか?

でも言ってることは全く同じなんですよね。

肉が低糖質なのは当たり前で、それを良いことにロカボというワードを悪用し、脂質が高いことを誤魔化しています。

こういった揚げ物やお菓子などで脂質が高いことを隠し、ロカボを謳って消費者を騙すような食品が沢山あります。

結局、いくら低糖質でも脂質が高ければカロリーは高くなりますし、脂肪が蓄積することは変わりません。

ロカボだから大丈夫!という考えだけで食品を選択するのは危険ですので、しっかりと食品の栄養バランスを見てから購入しましょう。

以上で今回は終わります。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

執筆者:Otani Reiji